PR会社以上のスキルを持つ PRコンサルタントが活用したいフレームワーク(2)
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経営コンサルタントが日常的に利用しているフレームワークの中で、①3C分析以外でPRコンサルタントが活用したい
フレームワークです。
②ポジショニング
ターゲットに自社の商品と他社の商品がどのように違うかを認識してもらうことで、おもに2次元のマトリックスで自社
の位置を表します。競合と意味のある差異をつくり、それをターゲットにしっかりと認識(認知)してもらうことが重要
です。
3C分析により明らかになったUSP(差別化要素)は自然にターゲット(顧客)に伝わるものではなく、ターゲットにとって
他社とは異なる魅力的な商品だと「認識」してもらうことが必要です。
2軸のポジショニングマップを描いて、競合と比較して自社の優位な場所を見つけて、キーメッセージなどに落とし込んで
いくのに有効な方法です。
③報道分析
自社や競合の各メディアの報道状況をリサーチし、新聞、雑誌、テレビ、ウェブなどメディアごとの露出量などの定量分析
やメッセージの内容など質を比較する定性分析などをおこないます。
競合と比較して自社の報道状況の把握をはかり、メディア戦略の参考にします。
合わせて出版分析などもおこないます。
④その他
必要に応じて、商品のステージに合ったコミュニケーション施策を検討するプロダクト・ライフサイクル分析、マーケティング
/ミックス(4P)分析などをおこないます。