広報・宣伝担当者のための商業出版(書籍のPR)でベストセラーをつくるには?
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最近、10万部を突破した書籍に関わったPRCAのパートナーである出版業界の専門家から聞いた
「ベストセラーになる本に共通している点」
をお伝えします。
それはズバリ!
「著者にファンがいる」
ということ。
著者は本が発売される前からウェブやSNSで告知して、ファンは本の情報をみてその多くが本を買ってくれる。
最近、経営者や起業家の出版をプロデュースするときに、SNSのフォロワ-数やメルマガの読者数が出版社から問われることが多いように感じます。
本は1万部~3万部を突破すると、出版社は本格的に販促をします。
新聞広告や電車広告をはじめ、書店へ本を陳列してもらうように販促をするわけです。
出版業界の傾向として、出版社も書店も売れる本をさらに売り伸ばそうとしているのです。
まあ、これなどは本に限らずどんな商品でも同じことが言えるとは思いますが、、、
本は売れ出すと、メディアへの露出が増えてきます。さらに、書店員も積極的に陳列をして本が売れていきます。
5万部を突破すると、つぎは7万部、10万部が見えてきます。
このように、売れる本というのは、初速が重要なのですね。
売れ出す本は、発売された時から動きをつくることで善循環に入っていくので、本を買取することもあるそうです。
(宗教関連にはよくあるようです)
また、ベストセラーになる本や重版が決まっている本は編集者が販促に力を入れています。
本を売るためにはとにかく
「初速をつけること」
そのためには、ファンを創ることと編集者の協力を得ることが必要不可決です。