広報・宣伝担当者のためのPRイベントを実施する目的と手法とは?
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なかなか報道されない一般的な企業のイベントにいかにメディアを誘致するか?
今回は、そのノウハウをお伝えします。
いかに企業色を抑えてニュース性を高めるかがポイントになります。
それには、話題性の仕掛けが鍵を握るわけですが、イベントというまさに現在進行形のリアルなものに「いま」をイメージさせるもの
を組み合わせれば、一企業の枠を超えて社会性が高まります。
(1)季節感を演出する
最も基本的でかつ取り組みやすい方法です。
正月から年末のクリスマスまで、春夏秋冬、季節感のあるものに関連したイベントに仕立てればメディアも取り上げやすくなります。
例) ・セブン&アイの「一足早い入社式」(毎年定番化)
・神社の石段をひな壇に仕立てた「勝浦ビッグひな祭り」 など
(2)ストーリー性のある演出を施す
単なる販促イベントなども、意外性のあるストーリーなどの演出を施して話題化をはかれば、メディアも誘致できるPRイベントにする
ことができます。
例)・百貨店の新入社員によるファッションショー
(3)著名人の登用
さらに、これもよく見かけると思いますが、著名人やタレント等をキャスティングする方法。
特に話題の人物を起用すれば、テレビやスポーツ紙等のメディアは集まりやすくなります。
ただし、この場合、その人物のみに注目が集まり、肝心の訴求したい内容が報道されないと言うようなことも起こります。
企業側が訴求したいテーマとイメージに合う人選とメッセージの訴求には気をつけたいところです。