広報宣伝担当者・PRパーソンにとって意外な穴場ラジオメディアの特徴とは?
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意外な穴場?!ラジオ番組の特徴とは
ラジオはネット経由でスマホで聴取できるようになったこともあり、あらためて存在感を増しているメディアです。
音声のみのパーソナルコミニケーションのため各人の心情に深く浸透しやすく、また参加しやすい、移動中などに受信できる
携帯性や、何かをしながら聴けるながら性などにも特徴があります。
また生放送が多いのも特徴の1つです。
数十万のリスナーがいる番組などもあり人気雑誌の部数を凌ぐものもあります。
ラジオ番組にアプローチしている企業の広報担当者等は少ないので、意外な穴場メディアともいえます。
ラジオの種類には、AM、FM、短波などがあり、AMとFMにはNHKのほかに、各エリアごとに民放のラジオ局があります。
民放のラジオ局は大都市圏以外は、AM、FMラジオごとに1地域1局のパターン多く、キー局のTBS、文化放送とニッポン放送
の2つのネットワークを組んでいます。
ちなみに文化放送とニッポン放送はフジサンケイグループです。
意外な穴場?!ラジオ番組へのアプローチ方法とは
ラジオ番組は時間帯ごとに聴取層を絞っているのが特徴で、リスナーとの密着度を高めています。
FMは若者を中心にした音楽番組などが中心で、短波放送は株式情報や投資、医療、競馬等の番組が多いのが特徴です。
ラジオ番組は長時間のものが多く、各コーナーにはニュース、インタビュー、音楽やスポーツ、そしてドライバー向けに
交通情報や天気予報などがあります。
このセグメント性とながら性と言う特徴を生かして、家事をしながら聞いている主婦向けに生活用品の情報提供するなど
ターゲットを絞った情報提供も有効です。
ラジオ番組の制作プロセスは基本的にテレビとほぼ同じです。
番組全体の構成作りをした上で、上記のような各コーナーのコンテンツを決めていきます。
その上で制作スタッフとパーソナリティーの間でミーティングを行い最終調整をして放送となります。
ニュースなどの取材は報道部に自社の記者もいますが、人数が少ないため系列の新聞社などの報道体制を利用したりしています。
ラジオへの情報提供により放送を狙うにはニュースリリースのほか、テレビと同様各番組のコーナーごとの情報を分析して、
企画を提案するという方法とります。
特に企業にとっては、トップやKOL(キーオピニオンリーダー)の出演などを通じて企業情報を伝えるのは有効な方法といえるでしょう。