広報PR・宣伝担当者がSNSをマーケティ ングに活用するシェア・拡散のポイント②
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SNSでブランディングするための4つの準備ステップとは?
SNSは、一部のユーザーが利用するターゲットメディアから、全世代が利用するメディアへと成長しつつあります。
ブランド認知の拡大や購買意欲の向上など、ファン作りや、商品の売り上げや販売の拡大などの事例も徐々に出てきているようです。
SNSに企業活動として本格的に取り組むためには、目標やターゲット(ペルソナ)の設定、利用するSNSの選定や運用方針等準備
をしっかり行うことが必要になります。
広報宣伝担当者にとっても、SNSの運用は中長期にわたる企業のブランディングを目指していくと言う意味では、本来のPR活動
と同じ視点になります。
SNSを始める前に準備すべき基本的なステップは、下記のようになります。
【Step1】 目標の設定
ブランド認知の向上や自社サイトへのアクセスアップ等の設定と、ファン数やいいね!数、URLへの来訪者数など数値目標を設定。
【Step2】 ターゲットの設定
情報を届けたいユーザー像(ペルソナ)を明確にすることで、投稿するコンテンツの方向性が決まる。
【Step3】 SNSの選択
自社のユーザー層や特徴等を把握した上で、自社のターゲットや商品に合ったSNSを選ぶ。
【Step4】 運用方針の決定
運用ポリシーや運営マニュアルの整備。など
自社で本格的に利用する前に知っておきたい各SNSの特長とは?
巨大なメディアとなりつつある各SNSの特徴を理解しておく事はとても重要になります。
SNSの特徴をつかんだ上で、自社に合ったSNSを選んで利用したいものです。
①Facebook(国内ユーザー2800万人)
20から30代のビジネスパーソンの利用が最も多く、40代以上にも利用者が多い。
ビジネスでの利用が多く他のSNSと比べてフォーマル性が高い。
企業向けのFacebookページを利用することで、ファン層の分析やターゲティング効果の高い広告を利用できることも特徴。
②Twitter(屋内ユーザ数約4500万人)
10代、20代の利用が活発で、ニュースや話題が共有されるリアルタイム性の高いSNS。
リツイート機能が活発利用されて、拡散性が高いのが他のSNSと比べた場合の特徴。
また、#(ハッシュタグ)での検索も浸透してきている。
③Instagram(国内ユーザ数約2000万人)
最近、最も成長しているSNSで、男女比は約4対6と女性の利用が多いのが特徴。
10代から20代の女性に人気があるが、30代や40代の利用者も多い。写真や動画などビジュアルがメインのため、
投稿内容のクオリティーや世界観が重視される。
Twitterと同様#(ハッシュタグ)がつけられ、他の投稿を検索する習慣が根付いている。
④LINE (国内ユーザ数約7000万人)
4つのSNSの中ではユーザー数が最も多く、全世代に広く使われている。
メール代わりの利用も多く個人の利用者も多いので、企業と個人をつなぐサービスが充実しており、企業から
官公庁まで幅広く利用されている特に公式アカウントやLine@を活用することで、企業からユーザーに直接
メッセージを届けられたり、スタンプの作成でユーザー同士のコミュニケーションを活発化することもできる。