広報PR・宣伝担当者のためのウェブPR(WEB PR)で情報拡散する方法とは?①
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ウエブPR3つの特長とは?
ウェブPRは、企業の商品やサービスの情報を、ウェブメディアにニュースとして取り上げてもらうPR手法です。
ウェブメディアにはお金を払って記事を掲載するタイアップもあり、こちらは一種の広告になります。
現在、国内には2000以上ものウェブメディアがあり、ターゲットが明確になっているものも多いです。
そのため、自社の商品やサービスの顧客層と合うメディアに記事を掲載すると、効果的に情報を届けることが可能です。
その他、ウェブPRの特徴としては、
①拡散力の高さ
②情報発信の速さ
③情報量の豊富さ
などが挙げられます。
①の拡散力については、コンテンツの内容によってはウェブメディアの記事がSNSなどで拡散され、短時間で情報が一気に広がります。
②の情報発信の速さは、数ヶ月前から企画を進める雑誌や、新聞などに比べても記事の編集公開の速さはダントツです。
③の情報量については、ウェブの特性である情報掲載に制限がない点や、画像や動画などを自由に載せられることなどが上げられます。
ウエブメディアにリリースを送ってもなかなか記事にならない理由とは?
ウェブメディアのアプローチについては、ニュースリリースの配信や個別プロモートなど、基本的に新聞や雑誌等のメディアと同様です。
ただし、ウェブメディア独特の特長や攻略法があります。
まずウェブメディアが新聞、雑誌やテレビなど他のマスメディアと異なる大きな特徴の1つとして、
「編集部の担当が非常に少ない」
と言うことです。
そのため、1人の記者が1日に書く記事の本数も多く、取材等の時間も限られます。
記者が関心をもったニュースリリースにも、電話取材だけで記事を書くこともままあるようです。
このように多忙なウェブメディアの記者には、直接面談して情報提供を行うキャラバンなどのアポも取りにくいわけです。
その結果、
「ウェブメディアにニュースリリースを送ってもなかなか記事にならない」
「編集部の担当者とアポが取れない」
と言うことになるわけです。
こういった、ウェブメディアの編集や組織体制を理解した上で、広報担当者はウェブメディアにうまく記事を掲載してもらう方法を
考えなくてはいけません。