広報PR・宣伝担当者のためのテレビ番組で商品を紹介してもらうテレビPRのノウハウ④
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テレビ番組に企画を提案する際にまず大前提となることとは
あなたの会社の商品やサービスを紹介してもらえそうなコーナーの詳細が分かれば、採用される可能性はかなり高まります。
今回は、各番組のコーナーに提案するための素材(コンテンツ)の作り方をご説明します。
大前提として、テレビ番組にはあなたの会社の商品やサービスの情報だけを提供しても、取り上げられる事はまずないと言うことです。
そもそも、テレビ番組では1社の情報だけを取り上げると言う事はほとんどありません。
つまり、番組に取り上げてもらうことを前提に、あなたの会社の商品やサービスを含めて、他社の商品など周辺情報も組み合わせて
企画や構成を考えるわけです。
これは、新聞や雑誌の特集記事を狙うフィーチャーものの企画作りと同じです。
「御社の商品+他社の商品①+他社の商品②」
テレビ番組に企画を提案する際に必要な素材やファクトとは?
今回は、これに加えて必要な素材の集め方についてお話します。
まず、テレビのディレクターなどが番組を構成、制作する際には、必要とする素材やファクトが必要になります。
たとえば、
①具体的なデータや事象
→売り上げや販売の伸び、価格や数量、調査データ
②情報発信元の信頼性
→取材対応可能な人物のプロフィール
③撮影が可能な写真や映像
など。
さらに情報が新鮮で、時流に合っている、世の中の困りごとなどを解決する、などの要素があればベストです。
特にテレビの場合は、新聞や雑誌等と異なり、映像を発信することがポイントになるので、③のどんな絵が取れるのかというのは
重要な要素になります。
あなたの会社の商品を紹介したい場合、例えば
①普段は非公開の新商品開発現場
②これまでにない新しい使い方
③ヒット商品を生み出した開発へのインタビュー
などを事前に用意できれば、番組で取材される確率が非常に高まります。
要するに、テレビPRのためのコンテンツ作りは、テレビ番組のディレクターなどが、自ら情報を集めたり調べたりすることを
代わりにやるわけです。
これで番組スタッフの手間を省き、狙った番組のコーナーなどで紹介される可能性が高まります。