広報・宣伝担当者のための 失敗しないPR会社の選び方①
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失敗しない!PR会社の選び方(1)
現在、PR会社は国内には200から300社程度あると言われています。
このうち、大手と言われるのが下記6社になります。
・電通パブリックリレーションズ(電通PR)
・共同PR
・オズマPR
・フラップジャパン
・サニーサイドアップ
・ベクトル
このうち、上場しているのがプラップジャパン、共同PR、サニーサイドアップ、ベクトルになります。
電通PRはその名の通り電通系で、オズマPRは博報堂系で広告代理店の系列になります。
プラップジャパンとサニーサイドアップ、ベクトルは独立系です。
各社の特長と売り上げ規模は、
1、ベクトル 300億
⇒SNSなどネット媒体と商品PR
2、サニーサイドアップ 150億
⇒リアルのPRとスポーツビジネス
3、電通PR 100億
⇒業界を代表するPR会社
4、プラップジャパン 70億
⇒外資系企業に強み
5、共同PR 55億
⇒パブリシティ支援
6、オズマPR 35億
⇒総合50年の老舗
(※売上は2019年実績)
となり、大手6社の売り上げの合計で、PR業全体の売り上げの約半分を占めています。
失敗しない!PR会社の選び方(2)
ビッグ6は、大手と言われる下記6社になります。
・電通パブリックリレーションズ
・共同PR
・オズマPR
・フラップジャパン
・サニーサイドアップ
・ベクトル
残りは、社員数名から数十名、売り上げ規模で数億程度の小さな会社です。
米国系を中心にした外資系のPR会社も国内に進出していますが、日本法人の規模は
あまり大きくありません。
つまり、国内のPR会社は、ビッグ6と20から30名程度の小規模な会社が中心に構成され
ているわけです。
大手のPR会社は、総合サービスとしてクライアントはあらゆる業界を対象にし、提供する
サービスも広範囲にわたっています。
これに対して、業界のほとんどの数を占める小規模なPR会社は、特定の分野や業界に強い、
または特化した会社です。
例えば、美容やファッション、IT、金融、ヘルスケア、ベンチャーに強いといった業界や業種特化型。
また、テレビ、雑誌や新聞、ウェブやSNSなど特定のメディアに強い。
その他、マーケティング、リスクマネジメント、リリース配信に特化した会社などもあります。
いずれにしても小規模なPR会社は、どこかに強みを持っており、大手の総合PR会社に対して、
専門PR会社、またはブティック型PR会社などと呼ばれています。