広報・宣伝担当者のための 失敗しないPR会社の選び方③
- PRコンサルタント講座検定・講座

失敗しない!PR会社の選び方(4) ~PR会社3つのタイプ~
PR会社のタイプは、企業側が求める内容により、おもに3つのタイプに分けられます。
①パブリシティー型
②アウトソーシング型
③コンサルティング型
①のパブリシティー型は、メディアへのプロモートを得意とし、メディア・リレーションズ業務を企業の担当者に代わって
行うタイプです。
新聞、雑誌、テレビ、ウェブメディアなどに幅広くアプローチが可能な会社もあれば、特定のメディア、例えば女性誌や
ビジネス誌に強いとか、テレビメディアに強いなどの会社もあります。
自社だけではメディア・リレーションズ業務が十分に行えず、報道実績などを増やしたい場合には有効な選択になります。
②アウトソーシング型は、広報担当者が1人など広報体制が不十分な場合、基本的な広報PR業務をすべて代行してくれる
タイプです。
ニュースリリースの制作・配信、インタビューアレンジやメディア対応、メディアへのアプローチなどから、報道内容の
モニターやクリッピングまで。
③のコンサルティング型は、戦略立案からメディア露出のためのコンテンツ作り、企画の提案から実施までを行う会社です。
PRを中心に広告や販促など、コミニュケーション活動全般を実行できる場合もあります。
成果としては、メディア露出までにとどまらず、その先の指標までカバーすることもあり、広報部に限らず事業部や宣伝部が
パートナーとするには適しているともいえます。
失敗しない!PR会社の選び方(5)~PR会社3つのタイプ(その2)~
前回は、PR会社のタイプには、企業側が求める内容により、おもに3つのタイプに分けられることをお伝えしました。
①パブリシティー型
②アウトソーシング型
③コンサルティング型
①、②のタイプのPR会社と契約した場合、企業側からよく聞かれる不満の声として、新たな提案がほとんどないと言うものです。
①、②のタイプのPR会社は、どちらかと言うと、業務を代行するタイプの会社が多いので、新たな企画提案や戦略立案などを
望む場合は、③のコンサルティング型のPR会社と契約することをお勧めします。
また、自社内で戦略立案や企画作りなどは行っていて、業務委託を主に依頼したいのに、③のコンサルティング型のPR会社と
契約した場合、必要としないサービスまで提供されることがあります。
このあたりは、御社で年間広報PR計画やテーマ別の企画を立てる際に、自社で不足するリソースを見直すことで、PR会社の選定
がしやすくなると思います
その他、PRイベントや広報ツールの制作、調査や分析などを得意とする専門のPR会社もあります。