PRの視点で斬る! 人生100年時代のお金と結婚の話
- コラム
こんにちは、またまた登場してしまいました!
一般社団法人PRコンサルタント協会代表理事の竹村です。
いきなりですが、
昇太が結婚した!!
日テレのバンキシャやヤフーニュースのトップで紹介されるとは、昇太さんもずいぶん全国区になったものだと感慨ひとしおです。
わたくし竹村は、20代に落語家志望だったこともあり、若手の頃から昇太さんのことはよく知っておりました。
当時の落語界は、今と違って色で言うと
グレー
寄席や落語会のお客さんはおじいさんやおばあさんばかり、、、
落語家になったら一生貧乏を覚悟…
そんな状況でした。
いま話題の年金2000万円なんて一生かかっても貯められない、みたいな。
でもそんな中でも、昇太さんや今は売れっでテレビでもよく見かける談春、志らくさんなどは当時から光るものがありましたね。
昇太さんは笑点に出るようになって、一般にも知名度が上がり、2000万円どころかいまや億を稼いでるんじゃないでしょうか?
まぁ余計なお世話ですが…
その年金2000万円の不足問題はいまだに話題が続いてますね。
今回のこの広がりぶりをPRの視点で分析してみると、
①金融庁のお墨付き
②データを基にしたレポート
③わかりやすい数字
④潜在的な将来不安
などが重なって、2000万円の数字がメディアやSNSからどんどん一人歩きしたいった感があります。
先日も別のコラムでご紹介したように商業出版をするために解決すべき読者の悩みは
①お金
②健康
③将来の不安
とある中で、お金と将来の不安という2つにフックがかかっていて、多くの人が抱えている潜在的な不安を顕在化させたことが、
これだけ大きな広がりを見せている理由ではないかと思います。
昇太さんは還暦前のはじめての結婚が話題になりましたが、人生100年も生きるとなると、結婚も2度、3度するのがあたり前
の世の中になるかもしれません。
これから不足額を補うために
シニア同士が結婚する
貯蓄2000万円婚
なんかが出てきたりして、、、
まぁ、自分が100歳まで生きるとは思えませんが、人生100年時代と言われると、やっぱりお金の不安と言うのは大きいですね。
ところで、
100歳のおばあさんに
「そんなにお金貯めてどうするの?」
って聞いたら
「老後のために取っときます」
上には上がいるもんです。