広報担当者・PRパーソンのためのパブリック・リレーションズ(PR)戦略⑤

パブリック・リレーションズ戦略(9) <ステップ6> PR活動の評価(1)
実際に実施されたPRプログラムが当初設定した目的や目標達成に結びついたか、という評価が必要になります。
PR活動の評価が必要な理由としては、
①次の計画立案に生かす
②予算獲得
などが上げられます。
実施した活動の成功・失敗要因などを分析し、次の活動での改善に生かしていきます。
また、予算に見合う成果が上がっているかどうかを評価することもPR活動を継続させる意味では重要になります。
事前に設定したターゲットやマーケット、社会などに対してどのような効果や影響を与えたか、を分析・評価した上で、次の展開にフィードバックしていくことがより高度なパブリック・リレーションズ(PR)を実現しれいきます。
パブリック・リレーションズ戦略(10) <ステップ6> PR活動の評価(2)
実際にパブリック・リレーションズ(PR)活動を評価する際、活動を実施する前と後に分けて考える必要があります。
実施前には、企業内で評価を行うことに対するコンセンサスを得て、測定可能な目標達成の評価方法を事前に設定しておきます。
その上で、実際にPR活動を実施した後には、以下のようなステップを踏んでいくことがポイントになります。
<ステップ1> PRプログラム実施記録の保存
活動実施後に評価をおこなうための素材として、PRプログラムが実施された内容、目的や目標と連動した数値の変化などを記録、保存しておく。
<ステップ2> 情報の収集と分析
ステップ1で収集した情報を分析し、目的や目標設定と照らし合わせて活動の評価をおこなう。
<ステップ3>フィードバック
評価した内容をもとに次のPRプログラムの策定に生かしていく。