母の日に大成功したPR事例
- PRコンサルタント講座検定・講座

今年も連休明けの5月12日は母の日でした。
各地で様々な企画が実施されたと思いますが、今年特に目立ったのが、千葉県市川市ある京成電鉄の駅名の改名イベントでした。
テレビや新聞などでご覧になった方も多いかと思いますが、この駅が
市川真間駅
まぁこの駅名から予想はつくと思いますが、駅名表示を期間限定で
「市川ママ駅」
に変更したのですね。
全国紙やテレビを始め、ラジオやネットでも多くの報道されて、情報も拡散したようです。
そもそもこの駅の駅長が、地域を含めた何かイベントをやりたいと言うところから発案したそうです。
「地域経済の活性化に」と、京成電鉄は駅出入り口など53枚の駅名看板を10連休初日の先月27日から12日までの16日間、
「市川ママ駅」に書き換えたのです。
普段は各駅停車しか止まらない静かな駅ですが、初日から鉄道ファンらが訪れ、500枚用意した記念入場券はたちまち売り切れ。
約3700枚を増刷したそうです。
最終日の母の日には、記念入場券のほかに、
・メッセージカードに母への思いを書き込み、
・3年後の母の日に指定の宛先に届けられる「タイムカプセル郵便」
・一日駅長体験コーナーの設置
など企画が盛りだくさん。
令和の改元に合わせてPRに成功した企業が目立ちましたが、こういったタイミングは年間にわたって平等に訪れます。
この機会を活かすも殺すもあなた次第。
特にスタートアップやベンチャーなどニュースのない企業は、自らニュースを作るという発想でぜひ参考にしてみていただきたいものです。