広報PR・宣伝担当者のためのSNSで ファンを増やすコンテンツのつくり方
- PRコンサルタント講座検定・講座

SNSの効果的な分析方法とは?
SNSは、企業から発信した情報に対して
「ユーザーがどれだけ反応したか」
と言うことがすぐにわかります。
これは、これまでのメディアにはなかった特徴ともいえます。
この機能をうまく使って、ユーザーに受け入れられるコンテンツを提供することが可能になります。
まずは、事前にKPIを設定した上で、目標値を基準に、いいね数やコメント数の推移等を毎月チェックしていくことが必要です。
各SNSごとの分析方法の特徴は、以下のようになります。
① Facebook
投稿したコンテンツへの反応や、いいね数、リーチ数やページビューなど非常に多くの分析機能を利用することができます。
さらに、競合のコンテンツ分析やネガティブな反応するまで調べることができ、非常に便利な機能が備わっています。
ただし、全てを常にチェックしようとすると管理作業が増えるため、KPIに沿ったチェック項目を決めて毎月変化を見ることが
重要になります。
② Twitter
アナリティックス機能を利用して、日毎のインプレッション数やツイート数の推移、ツイートごとのインプレッション数や
エンゲージメント数、率、など。さらにフォロワーの属性なども調べることができます。
③ Instagram
フォロワー数や投稿の件数、過去7日間のインプレッション数など。
さらにフォロワーの属性データや過去1年間にわたる人気の投稿が高い順に表示されます。
SNSの効果的な分析方法とは?(2)
企業から発信されたSNSのコンテンツに対するユーザの反応は、エンゲージメント率で効果測定します。
エンゲージメント率とは、ユーザーがコンテンツに対してどれだけ共感したかと言うことを数値にしたものです。
各SNSのエンゲージメント率の算出方法は以下のようになります。
① Facebook
1、投稿へのいいね数
2、シェア
3、コメント
4、写真のクリック
5、動画の再生 など
エンゲージメント率は、上記の数を投稿を見たユーザ数で割ったものを算出します。
② Twitter
1、ツイートのクリック
2. 投稿へのいいね
3、リツイート
4、返信
5、フォロー など
算出方法ははFacebookと同様です。
③ Instagram
1、投稿へのいいね
2、投稿の保存
3、コメント
こちらは、上記の数を投稿で表示された回数で割ったものを算出します。
いずれにしても、SNSはユーザーからの反応が多いほどエンゲージメント率が高くなります。
また、競合のエンゲージメント率をわかる範囲でリサーチし、自社の課題を明確にすることも有効です。
さらに、リアルタイム性の高いSNSでは、投稿に対する返信などアクションを素早く取ることが求められます。
SNSの分析を通して、ユーザーが求めるコンテンツを発信し、ファンの数やエンゲージメント率を高めることが重要になります。