広報PR・宣伝担当者のためのSNSで ファンを増やす効果的な運用方法とは?
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SNSの効果的な運用方法とは?(1)
SNSでは、公式アカウントに寄せられた投稿だけでなく、自社に関連する投稿は検索をして対応しましょう。各SNSの検索機能を使って、
自社の商品やサービス、自社名などを入力して関連するものをリサーチします。
この時、好意的な投稿ばかりでなく、困りごとや不満に対する内容にも丁寧に対応することが必要です。好意的な内容に対しては、
お礼とともに、さらに役立つ情報なども提供したいところです。
こういった地道な活動が、自社のファンを増やしていくことにつながります。
さらに、自社のブランドや商品サービスの認知度を高めたり、フォロワーを増やしたいときには、キャンペーンを実施することも有効です。
この場合気をつけたいのは、単なるプレゼント目的などのフォロワーを集めないようにすることです。
一般的なプレゼントや現金等の商品は、懸賞応募が目的な人が多く集まる傾向があります。
こういった人たちを集めても、キャンペーンが終了した後、すぐフォローを外したりすることが起こります。ということで、プレゼントは、
自社の商品や商品購入時のクーポンなど、ファンが喜ぶものを提供するべきです。
応募条件として、フォローやリツイートをする、#ハッシュタグをつけて投稿するなど様々ですが、各SNSごとにガイドラインがあるので、
企画を実施する際には、常に最新のものをチェックしましょう。
さらに、キャンペーン実施後には、何もしないとフォロワーなどはどんどん減少していくことがあります。
そこで、ファンになってくれた人には、継続的にコミニケーションを取ることも必要になります。また、キャンペーン実施前に、
目標とするファンの数などを設定して、実施後に効果測定をすることも重要です。
SNSの効果的な運用方法とは?(2)
既存のファンに、アンバサダーになってもらう方法も、SNSでファンを増やす有効な手法の1つです。
アンバサダーと言うのは、自社の商品やサービスに愛着を持ち、かつ、家族や友人など周囲の人に伝えてくれる伝道師のような人たち
のことを指します。
これを、SNSを使って口コミを広げてくれるように育成するわけです。
アンバサダーを育成、活用するステップとしては、
①アンバサダーを募集する
②商品やサービスへの理解を深めてもらう
③SNSから情報を発信してもらう
となります。
①のアンバサダーを募集する方法としては、自社のサイトやSNSで募集したりします。
②の商品やサービスへの理解を更に深めてもらうには、アンバサダーに限定した体験イベントの開催や商品やサービスの発表会に優先的に
招待したり、といった方法が有効です。
そして、イベントでの体験情報や商品サービスの情報等を、SNSから発信してもらうというような流れになります。こちらについても、
フォロワーと同様イベントなどの活動を継続的に実施することで、アンバサダーが離れていかないように注意が必要です。
さらに、LINEのビジネスコネクトやFacebookのMessengerを利用して、1対1の密なコミニケーションをとることも有効です。