広報宣伝担当者・PRパーソンが知っておきたい雑誌メディアの将来とは?
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雑誌に未来はあるのか?
雑誌は約20年前に比べると、発行部数は約半減しているという状況です。
新聞や書籍も同じような状況にありますが、ではこのような紙媒体はこのまま消えてしまうのでしょうか?
ネットのスピード感にはかなわないものの、紙媒体にはウェブメディアにない信頼性の高さがあります。
2015年のある調査では、書籍や雑誌など今後も紙で読みたいと答えた人が約8割に上ったということです。
2017年の別のアンケート結果では、書籍を読む手段としては紙の書籍が9割以上となっています。
さらに、2017年のアメリカの調査では、ミレニアル世代にはDMの影響力が大きいと言う結果も出ています。
ウェブ全盛の現在、紙媒体は今後プレミアムな存在になっていくのではないかと思います。
マーケティングの世界においても、デジタル×アナログの施策が注目されています。
今後それぞれのメリット、デメリットを考慮した上で、コンテンツによって適した媒体を選択していくことが重要になります。
情報が欲しい場合は、ネット検索ですみますが、情報はそのままではあくまで単なる情報に過ぎないわけです。
その情報を切り口やアングルを変えて並べることで、エンターテイメント性などが生まれてくる。
これをプロの視点で編集したコンテンツとなるのが雑誌の強みともいえます。
今後デジタルの雑誌でも、プロの見せ方とテクノロジーを活用した新しい雑誌が生まれてくると思います。