コミュニケーションの本質とは?②
- コラム
PRは合気道の時代に?!
こんにちは
一般社団法人PRコンサルタント協会代表理事の竹村です。
ところで、以前外資系のあるPR会社(ご本人はコミニケーションコンサルティング会社と言っていました)社長と話していた時に、
海外のコミュニケーションは目や耳などで見たり聞いたりできるものなど認識できるものが中心だけど、日本(東洋)では目に見えないものも利用できるから強い。
みたいなことを話されていたのを思い出しました。
日本と海外のコミュニケーション両方を理解している人の話なので説得力がありますね。
これまでは科学と言う西洋発の概念がスタンダードになっていましたが、これからは科学では解明できない自然観と言うものを伴ったコンセプトが世界のスタンダードになってくるかもしれません。
つまり、
目に見えるもの半分、目に見えないもの半分
日本人はだいぶ現代科学に馴染んでしまったのでこの辺の意識転換に時間がかかるかもしれないですが、本質的にはこのような目に見えないものへの親和性が高い民族だと思います。
これからのPR (コミュニケーション)は、これまで培われた欧米発の科学的なコミュニケーションにプラス、東洋が持つ本来のコミニケーション
いわば、
「気のコミュニケーション」
を加えていくことが本当に戦略的なコミュニケーションになってくることと思います。
さらにプラスすれば、ユーモア(ウィット)のあるコミュニケーションがPRの目標でもあるファン増やすコツとも言えそうです。
相手と気を合わせて一体となるまさに
気のコミュニケーション
ともいうべきものですが、さらに今後とくに国内のPRで求められると思われるユーモア(ウィット)の活用についてお話していきます。。
ますはこの動画を見てください。
①DMM英会話
②武田塾
2本ともなかなか面白いですよね。
①のDMM英会話は、お笑い芸人と黒人さんの掛け合いのシリーズでほかにも何本か出ています。
このシリースはいずれも
黒人さん役の講師の方が妙なリアクションを取って突っ込まれる。
というシナリオで、オンライン英会話への敷居を下げる効果を狙っていると思われます。
②の武田塾は、
「日本初!授業しない予備校」
というコンセプトで最近急成長している予備校ですが、やはり人気お笑いコンビを使ってこのコンセプトを面白おかしく伝える工夫をしていますね。
竹村は20代の時に談志(4代目立川談志、いまテレビによくでている志らくの師匠)に本気で弟子入りしようと思っていたくらいなのでこういうナンセンスなものは大好きです。
まあ、こういったお笑い芸人を使った広告などもいいですが、PRではより大人のコミニケーションにユーモアやウィットを活用したいところです。
そもそもPRはシニアビジネスだし、竹村も結構年を取ったので(笑。
以前、ここでもご紹介したPRでもユーモア事例もご覧ください。
■日本のPRに足りない戦略発想とは?
http://pr-ca.jp/blog/pr110/
■今年のカンヌグランプリは女性の万能商品?!
http://pr-ca.jp/blog/column005/
■安倍首相のユーモア戦略
http://pr-ca.jp/blog/column007/
一般社団法人PRコンサルタント協会の運営会社である バンブークリエイティヴは、コミュニケーションにこの大人のユーモアやウィットを活用した発想力を特長の1つにしています。
まだまだ事例は少ないですが、ユーモアの活用を面白いと思っていただける方はぜひ一度ご相談くださいね。