情報を小出しにしてPR効果を高める手法とは?
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これはティーザー広告というPR手法で、ティーザーは英語で「teaser」と書き、日本語訳では「じらす」などの意味に
なります。 通常、PRや広告では商品やサービスの情報の詳細を全て公開しますが、ティーザー広告では情報を小出し
にしていきます。
じらしながら情報を小出しにしていくので、消費者の興味を喚起したり、継続的に関心を引きつけたりすることが可能に
なります。この手法は基本的に時間軸を長く取ることによってタイムラグを活かすもので、過去には、映画のPRやアップル
の新製品の広告などが有名です。
「新型のアイフォーンはサイズが大きくなるらしい?」
など噂が広がっていたこともありましたね。
最近の事例では大ヒットしたシン・ゴジラがティーザー手法の1つとして挙げられます。
公開前には、
①豪華な俳優陣(記者発表)
②予告編動画
③先行試写会(関係者のみ)
くらいでほぼ宣伝活動は行わず、公開前には期待値を下げて、公開後のファンからの感動や驚きの声などがSNSを通じ
た拡散が広がり、メディアの報道なども大きく取り上げることで大ヒットにつながりました。
最近では、自社のサイトや商品・サービスの専用サイトでその更新性を生かして発売日が近づくにつれて情報が開示され
ていくという方法がとられること多いようで、これに合わせてニュースリリースや広告などを展開するなどの手法を取った
りします。