商業出版を実現するためにもっとも必要な視点とは?
- PRコンサルタント講座検定・講座

出版によるブランディングでご自分のビジネスを飛躍させるには自費出版ではなく、印税のもらえる商業出版でなくてはダメです。
自費出版は出版社が著者から高額な費用をもらって出すものなので、基本的に著者の書きたいこと、言いたいことを優先します。
そうすると、読者にとってはあまり興味をないコンテンツが並べられることになり、読まれるものになりません。
さらに費用も著者から回収しているので、出版社はそもそも売る気がありません。
中小企業の社長が自叙伝として本を出して、社員や親戚などに配るにはいいかもしれないですがビジネス効果はほとんどないといっていいでしょう。
これに対して、商業出版は著者のいいたいことはさることながら、本を買う読者の悩みや不満を解決するものでなければ売れません。
さらに、本が売れないと出版社は赤字になるので編集や営業が必死になって売れる本を作ろうとします。
ですから、出版をご自身のビジネスに結びつけるには商業出版でなくてはダメなのです。
繰り返しになりますが、商業出版を検討する際にもっと気をつけなくてはいけないことのひとつが、本と言うのは、読者の不満や不安、
悩みなどを解決するものであると言うことです。
一般的に人間が抱える悩みと言うのは
1 .健康
2.人間関係
3.お金
4.将来
があると言われ、出版をする際にもこれらのどれかの解決につながるものであることが必要です。
ブランディングのために出版は非常に有効ですがこの視点がかけていると、商業出版はなかなか実現しないですし、売れる本にもならないことが多いです。