ライバルがマネしたときの対処方法とは?
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最初に設定したビジネスのポジショニングが絶妙でPRをして注目が集まるほど、残念ながらマネするライバルは増えます。
「あの会社はウチのサルマネだ!」
と怒りをぶちまけたところで何も抵抗できません。
相手が資本力や技術力のある大企業であれば、自社よりいいもの作り一気に広告宣伝してシェアを奪いにくるなんてことも、、、
こうなると、規模の小さい中堅・中小やベンチャー企業はひとたまりもありません。
でも言うなればこれは、ビジネス世界の常識でやむをえないことともいえるのです。
ではどうすればいいか?
これがリポジショニングという方法です。
ポジショニングは一度考えただけで終わりではなく、ライバルとの関係を定期的に見直すことが必要です。
やり方を「少し変える」だけで「違い」が分かってもらえるように工夫することが重要。
たとえば、
皆さんご存知のポカリスエットは発売当初は「スポーツ飲料」というほとんど市場のなかったところにポジショニングしました。
ところが、これが消費者に大きな支持を得たことで、競合ブランドが一気に増えたのです。
そこで、ポカリは限定的なスポーツ飲料市場からより大きな清涼飲料の市場へ
イオン飲料、水分補給ができる 「健康によい清涼飲料」
というリポジショニングをはかり、他の清涼飲料と差別化をはかり成功しました。
このように、自分たちが一度確立したポジションに安住せず、ライバルの動きを常にウオッチして、必要に応じてリポジショニングも検討しましょう。