スタートアップやベンチャーの広報のためのニュースのつくり方①
- PRコンサルタント講座検定・講座

スタートアップやベンチャー企業の場合、商品やサービス以外のニュースに乏しいことが多いかと思います。
そこでニュースを作るという発想が必要になってくるわけですが、比較的メディアに取り上げられやすいものとして
「社内のユニークな取り組み」があります。
最近では
・真夏で気温が35度以上になったら在宅勤務を推奨
・花粉症の対策のために対策グッズを配布、医療費を支給する
などのベンチャー企業がテレビなどでさかんに報道されていました。
中でもPRのうまさが際立つのがサイボウズです。
社長の青野さんがイクメン社長として先頭に立って、社内のさまざまな働き方を改善する制度をPR。
働き方改革という社会トレンドの波にもの多くのメディアに報道されているのはご存知の通りですね。
グループウェアという典型的なBtoBのビジネスを扱う会社としてのブランディングにも非常に効果的です。
最近、クライアントさんの中に台湾向けのインバウンドサイトで成功した会社がありました。
この会社の国内にいる社員の大半が台湾人であることから、社内で普段の取り組み(台湾人の昼寝の習慣を導入、
本音は母国語で聞く)を提案しました。
今後増える外国人労働者受け入れというトレンドを踏まえて、異文化マネジメントというアングルでベンチャー企業
の取り組みを紹介するというものです。
ニュースの乏しい会社でも、自社のユニークな取り組みをメディアに提案できるコンテンツを検討してみてはいかがでしょうか?