広報・宣伝担当者のための記者発表会のちょっとしたコツとは?
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記者発表会で名刺を2枚もらう理由とは?
記者発表会では、参加メディアの担当者の名刺は通常受付で2枚もらいます。
1枚は広報やPR会社が参加者の名刺を共有するためのストック。
もう1枚は、ネームホルダーに入れて記者に渡してつけてもらいます。
1枚もらえばいいと言う意見もありますが、実は2枚もらうのは意味があります。
質疑応答時の氏名確認もありますが、発表会が終了した後、受付に名刺が入ったネームホルダーを返却します。
この時に記者の名前を確認できます。
よく知っている記者なら問題はないですが、初めて来た記者の場合、記者は一斉に終了後帰るので、いくら受付で確認して
覚えておいても全てに対応しきれないものです。
これが、ネームプレートを返却してもらって名刺を確認することで、記者の名前を再確認して的を得た会話やお礼、
今後のフォローについても一言付け足しておくことができます。
記者も、こういったワンツーワンに対応してくれる広報やPR会社のことは悪く思わないでしょう。
ちょっとした違いですが、広報はこういった微差の積み重ねが最終的には大きな差となってくるのです。