国内企業の広報PR・宣伝担当者が報道獲得のステップで不足することとは?
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日本の企業に足りないメディアアプローチのステップとは?
メディアに積極的にアプローチをして、自社のネタで報道を獲得するには、きちんとしたステップを踏む必要があります。
【ステップ1】 ニュース素材の収集
経営関連や商品サービス、人事等社内の各部署から収集した素材を、各種データやエビデンス、専門家のコメントなど加えて
ニュース化する。
【ステップ2】 広報ターゲットの設定
そのニュースを伝えるべき対象(最終ターゲット)を明確にする。
【ステップ3】 メディアの抽出
ステップ2で設定したターゲットが購読、視聴しているメディアをリサーチし、特定のコーナーを狙うか特集で行くかを決める。
【ステップ4】 担当者への情報提供
ステップ3で特定したターゲットメディアの担当者に、準備した資料を提供する。
【ステップ5】 フォロー活動
情報提供後、担当者にヒアリングを実施し、不足情報や追加できるデータ等があれば提出する。
以上のステップで、記事や放映など報道を獲得するよう進めていきます。
日本の企業の場合、ステップ2と3が十分に検討されていないことが多いように思われるので気をつけたいところです。
さらに、最終ターゲットに刺さるキーメッセージの検討と露出も重視しましょう。
採用されなかった場合は、担当者から理由などを聞いて再度アングルを変えて提案するか、対象メディアを変えて同じステップを
繰り返していくことになります。