広報・宣伝担当者向け|新聞や雑誌で寄稿・ 連載を獲得してブランディングするPR手法
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自ら記事を書いて掲載を獲得する寄稿(連載)という方法とは?
新聞や雑誌、ウェブ等では、すべての記事が内部の記者やライターによって書かれているわけではありません。
専門のコーナーやコラム等を、外部の専門家や学者などが執筆していることも多いのです。
そこで、自社のトップや社員等を取材ではなく、自ら記事を書いて出稿する方法が寄稿といわれる方法です。
この場合、会社自体が持っているノウハウに高い専門性があるとか、社内に専門家がいる場合、メディア側に提案することが
可能になります。
寄稿による記事の露出が実現すると、自社の専門性を強くアピールしたり、会社やサービスの認知度向上をはかることもできます。
テーマとしては、一般的なメディアへの企画提案と同様、これからトレンドになりそうなものや課題となりつつあるもので、
マーケット動向や今後の予測、新たなビジネスの手法や事例の紹介など。
このようなテーマが、メディア側の興味や関心と合致すれば、寄稿という形でコラムや連載を獲得することができます。
寄稿(連載)を獲得する4ステップ
会社自体が持っているノウハウに高い専門性があるとか、社内に専門家がいる場合、メディア側に提案することが可能になります。
寄稿による記事の露出が実現すると、自社の専門性を強くアピールしたり、会社やサービスの認知度向上をはかることもできます。
実際に寄稿をメディアに提案する方法についてお伝えします。
寄稿(連載)をメディアに提案するステップは次のようになります。
□ステップ1 寄稿記事をリサーチする
自社のターゲットが購読する新聞や雑誌、ウェブや業界紙・誌などから署名の入った寄稿形式の記事を探す。
□ステップ2 過去記事を分析する
ターゲットのなる寄稿記事を見つけたら、過去数回分の記事を読んで傾向を分析する。
□ステップ3 提案書を作成する
対象となるコーナー内容に合わせて、自社で執筆可能な内容とタイトル案(数個)、執筆者のプロフィールなどをまとめる。
プロフィールには、メディアの露出や講演・セミナーなどの実績、著書などもあれば全て掲載してできるだけ専門性をアピールする。
□ステップ4 メディアの寄稿担当者に提案する
対象となるメディアの寄稿欄の担当者を調べて、個別にアプローチをして提案する。
特に、自社の専門分野を連載記事などで掲載することができれば、ブランディングにも非常に有効で、メディアとの関係構築にも結びつきます。