広報担当者・PRパーソンのためのニュースレター活用のポイント②
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ニュースレターに掲載すると効果的なコンテンツとは?
ニュースレターはその名の通りメディアに向けた読み物という形で、プレスリリースのように企業のニュースでなくても構いません。
ではニュースレターにはどんな情報を掲載すればいいでしょうか?
商品やサービス周辺の情報やノウハウ、導入事例や実績、社内の面白い取り組みや制度など、季節性や時事性などを重視した内容等はメディアにも好まれます。
企業のタイプ別にニュースレターに掲載しやすいコンテンツは以下のようなものが上げられます。
①一般向け商品サービスを提供する企業
自社商品の売れ行き情報やトレンド情報。
自社の商品やサービス周辺のノウハウなどを季節ネタとして提供する、など。
例えば季節に合わせて「花粉対策」、「梅雨の対策グッズ」、「冬の乾燥対策」など
②BtoB企業
サービスの導入事例など。
自社のサービスを導入した企業での活用方法や実際にどんな変化があったかなどの効果など。
導入先企業の担当者にインタビューして記事を掲載するのも効果的。
形のないサービスなどの場合にも有効。
③商業施設(テーマパークなど)
イベントの様子やレポート等
季節ごとのオススメアイテムやスポットなども。
④スタートアップやベンチャー企業
社内制度等の取り組み事例などを時流や季節に合わせて発信。
「テレワーク推進する中での長所や課題」
など。
大手企業等への導入事例等があるとメディアの信頼性が上がり取材等の流れを作りやすくなるのでおすすめ。
ニュースレターの構成と配信方法
プレスリリース(ニュースリリース)には決まった体裁がありますが、ニュースレターには特にありません。
見た目はプレスリリースのような感じで、構成などをよりカジュアルにしたようなものが多いようです。
また、なるべく写真やイラストなどビジュアル素材を入れて文字だけにならないようにして読みやすくする工夫が必要です。
配信の頻度は企業によってまちまちですが、月1回から季節ごと2から3カ月に1回位と言うパターンが多いようです。
A4で1から2枚程度のものから、季節ごとに10ページ以上のものを制作するところや小冊子仕立てにするところもあります。
配信の方法は、メール、FAX、郵送などプレスリリース(ニュースリリース)と変わりませんが、ページ数が多い場合は郵送にした方がよいでしょう。
またニュースレターは記者クラブにも配布することが可能です。
ニュースレターで配信した情報は、自社サイトなどオウンドメディアにも掲載することでメディア以外の一般向けにも情報提供が可能になります。
特に導入事例等はニュースレターとしての配信と同時に自社のサイトに掲載することで営業効果等への期待もできます。
雑誌など取材や編集が2、3ヶ月くらい前から始まるメディアでの掲載を意識する場合は、掲載される時期に合った情報を早めに提供することも必要です。
さらに「取材協力が可能」とか、「画像や動画等の提供が可能です」などのコメントを加えておくと良いでしょう。
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