広報担当者・PRパーソンのためのパブリック・リレーションズ(PR)戦略③
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パブリック・リレーションズ戦略(5) <ステップ2> PR目標の設定
自社の課題解決のために立てたPR目標を、どのようなターゲットにコミュケーションをおこなう必要があるかを明確にする必要があります。
PRでのターゲット設定は、おもに最終ターゲットとなるビジネスターゲットとメディアなどのコミュニケーションチャンネルの2つに分けられます。
①ビジネスターゲット
企業の場合は、顧客(一般消費者)、ビジネスパートナー、投資家など目的や課題応じて様々です。
また、消費者等を詳細に設定するペルソナなどをつくることもあります。
②コミュニケーションチャンネル
企業から最終ターゲット等に情報伝達する機能を持つメディアやインフルエンサーなどです。
PR目標の設定とターゲットの設定は、現状分析などを含めて実施していく過程で明確になることが多く、必ずしも順番通りに進める必要はありません。
パブリック・リレーションズ戦略(6) <ステップ4> PR戦略の策定
PR目標とターゲットの設定ができたらPR戦略の策定に入ります。
PR戦略は、PR目標を達成するためにターゲットに対してどのような戦略や方針でコミュニケーションをはかっていくかを決めていくことです。
ターゲット別のキーメッセージの設定や、時間軸に沿った展開の大枠などを設定した上で、PRプログラム作成のための前段をつくります。
これによって、以下に続くPRプログラムの作成や実施、活動の評価などにつながっていきます。
パブリック・リレーションズ(PR)の戦略は、PRプログラムの個々のコミュニケーション計画の積み重ねと言う面もあります。