メディアから取材依頼が入ったら
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記者は、独自のネタを入手して記事を書くために常に情報収集しています。
記者仲間や専門家、付き合いのある企業の経営者や広報担当者、はたまた自ら商品やサービスを使ってみたり…。
ただし、記者が最も情報源とするものは実は他社の報道記事です。
全国紙の記者が、ビジネス経済紙や専門業界紙などにも目を通して、記事の切り口を検討したり取材先企業を探したりしています。
そして、記者があなたの会社に興味を持った場合、取材依頼の連絡をしてくることになります。
突然電話が入ることをあるので、広報担当者はその時あわてないためにも、取材対応のチェックシートを作って準備しておきたいところです。
おもな項目としては、
①メディア名(社名)
②記者の氏名
③連絡先 (電話、携帯番号、メールアドレス)
④取材の趣旨(テーマ)
⑤掲載予定のコーナー
⑥取材対応の希望者(トップ、役員、担当者等)
⑦取材の希望日時、場所
⑧取材の予定所要時間
⑨撮影の有無
⑩締め切りの日時
⑪今回の取材依頼のきっかけになった情報源
⑫他の取材先の有無
⑬具体的な質問事項
⑭記事化前の事前原稿確認の有無
などになります。
普段から付き合いのあるメディアの場合はあまり問題ありませんが、付き合いのないメディアの場合注意が必要です。
中には掲載費や広告費等を請求してくる媒体もあるので、取材前にきちんと確認しておきましょう。
また、事件や事故、社内の不祥事などネガティブな情報についての取材の場合はさらに注意が必要なのはいうまでもありません。