広報・宣伝担当者のためのPR効果の高いインフルエンサー戦略とは?
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「ちょっとでも不安があれば返納した方がいいかなと。 8月なんですけど前倒しして返納しようと」
高齢者ドライバーによる重大事故が相次ぐ中、俳優の杉良太郎さん(74)の免許返納の様子が大きく報道され話題を呼びました。
高齢者による自動車事故は社会問題化し、免許返納は社会的にも推し進めたいテーマのひとつでもありますね。
でも、こればかりは個人の意志や事情などもあって本人に強制するわけにもいかず、高齢の親を持った子供にとっても結構気を
もんでいる方も多いのではないでしょうか?
こういった特定のターゲットの意識や行動を変えるために、インフルエンサー戦略は効果的な施策の1つになります。
SNSが広がる中で、マーケティングのためのインフルエンサーは、フォロワー数などに応じて階層化されていますが、PR効果を
得るためのインフルエンサー選定には基準があります。
おもなものとして、
(1)コアターゲットに影響力をもつ専門家・著名人
(2)メディア露出が多いなど影響力がある
(3)専門・関連分野の書籍の出版実績がある
(4)ブログやFB等SNSからの情報発信が豊富
などが挙げられます。
すべてをカバーしている必要はないですが、今回の杉さんの場合、(1)と(2)はかなりインパクトがありますね。
このような基準の中から、ターゲットにとって最も影響力がありそうなインフルエンサーを選定して、今回の杉さんのようにメディア
に登場してメッセージを発信してもらう。
少しでも運転に不安のある高齢者の方にはぜひ自主返納を進めていただきたいものです。