広報宣伝担当者・PRパーソンが知っておきたい5G時代のテレビ・メディアとは?
- PRコンサルタント講座検定・講座

5G時代にテレビはなくなる?
5G時代の到来で、スマホで動画がストレスなくみれるようになると、テレビはなくなるという予測もあります。
たしかに、娯楽番組などのエンターテイメント系は動画配信サービスやYouTubeなどSNSがかなり有力なメディアに
なると思われます。
ただし、PRの対象な主体であるニュースや情報番組などは、NHKを始めまだまだテレビが存在価値があります。
むしろこの分野では信頼性という意味で価値が高まってくるのではないかと思われます。
そこで、報道を中心にしたテレビの特性や組織形態、アプローチ方法等をしっかりつかんでおくことは非常に重要なのです。
さらに「テレビはオワコン」と言われるネット時代のいまこそテレビのPRは有効です。
1回の放送で何百万人へのリーチが可能なメディアは他には見当たらないですし、SNSとの連携でより波及効果が高くなっています。
NHKと民放テレビ局の違い
テレビ局はご存知のようにNHKと各民放のテレビ局があります。
NHKは全国をネットする公共放送で受信料が主な収入源になっています。
全国に張り巡らされた取材網は、全国紙や通信社と肩を並べるレベルです。
公共放送という側面から企業名や商品・サービス等の情報を出しにくいという事はありますが、必ずしもNGというわけでもありません。
全国ネットの取材網と放送の体制は、国内でも最も影響力の大きいメディアの1つともいえます。
これに対して民放のテレビ局はCMなどの広告料金を収入源としています。
東京の5つのキー局を中心に、名古屋大阪などの準キー局、各地の地方局などと全国ネットワークを組んでいます。
基本的には、東京のキー局や準キー局の番組を、各地のネットワーク局でニュースなど同じ番組を放送しています。
地方局には、夕方の地域ニュース番組など独自制作の番組もあります。