広報担当者・PRパーソンが知っておきたいオンラインメディア3つのタイプとは?
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オンラインメディア3つのタイプ
スマホの普及でネットでニュースを観る人が増え、新聞や雑誌などの紙媒体からオンラインメディアへの移行が進んでいます。
SNSへの波及効果も大きく、広報担当者やPRパーソンにとっては今後より重要度が高まるメディアといえます。
IT系のメディアを中心に広まってきたオンラインメディアですが、ここにきてマスメディアのオンライン化が進み、その知名度
も生かしてPVなど影響力も高まってきています。
おもなオンラインメディアとしては
①新聞や雑誌の兼業型
②オンライン専業型
③ニュース配信プラットフォーム
があります。
①の兼業型は、例えばビジネス誌の場合、東洋経済のように編集部とオンラインの編集部を分けているものもあれば、
週刊ダイヤモンドの場合、編集部が紙とオンラインの両方を手がけている場合もあります。
②のオンライン専業型はニュース系やIT系、ハフポストのような米国発のメディアもありますが、基本的に取材や編集の
人員が少ないという傾向があります。
③のプラットホームはYahoo!ニュースやグノシーなどニュースアプリが中心ですが、現時点ではマスメディアからの記事
の転載がほとんどで、オリジナルのコンテンツは少ないのが現状です。
オンラインメディアの特徴と効果的なアプローチ方法とは?
オンラインメディアには紙にない特徴があります。
①速報性
②読者との双方向性
③記事の長さに制限がない
④写真や映像の掲載が豊富にできる
⑤記事の反響(購読数)が数字でわかる
⑥SNSの波及効果が高い
まだまだコンテンツや取材人員などは不足するオンラインメディアですが、今後デジタルシフトがさらに進むことで、その影響力が
高まることが予想されます。
そこで上記のようなオンラインメディアの特徴を踏まえた上で、取材や報道を獲得するためのポイントをまとめると下記のようになります。
①速報性
→大衆受けするような新しいこと、興味深いことや旬の話題などを取り入れる。
②長い記事が書ける
→単なる商品やサービス紹介より開発や社会背景、エピソードなどストーリー性のある情報を提供する。
③写真や映像の掲載が豊富にできる
→リリースなどに写真や動画動画を多くつける
④取材や編集の人員が少ない
→ニュースリリースをできるだけ多く配信し、目に留まるようなキーワードをつける。紙のメディア以上に関連情報や資料等を
提供して記者の手間を減らす。
⑤記事の反響数がわかる
→各メディアの読者層をより意識してコンテンツを提供する