広報担当者・PRパーソンためののためのPR調査(調査PR)の活用法とは?④
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PR調査のスケジュール
PR調査を実施することが決まったら、実際にスケジュールを立てることになります。
標準的なスケジュールは下記のようになります。
<ステップ1> 調査企画の立案
PR調査の目的を明確にした上でテーマの決定やターゲットや対象メディアの設定などを行う。
メディアの興味や関心をつかむために事前にメディアへヒアリング等を実施するもある。
<ステップ2> 調査の設計
調査会社を選定した上で、引き出したい回答を想定した質問・回答案を盛り込んだ調査票の作成を行う。
<ステップ3> 調査の実施
依頼した調査会社で調査を実施する。
インターネット調査の場合、通常2、3日程度。
母数の集まりが悪い時は追加で実施することもある。
<ステップ4> 調査結果の分析
調査会社から上がってきた結果を様々な視点から分析する。追加でクロス集計を行うこともある。
今回PRしたい内容の抽出を行う。
<ステップ5> ニュースリリースの制作
調査結果のポイントをまとめたニュースリリースの制作を行う。
調査結果を網羅したレポートの制作も同時に行う。(調査結果を白書化することもある)
<ステップ6> メディアアプローチ
対象メディアにリリース配信とともにメディア担当者に個別に情報提供を行う。
取材依頼の対応なども。
<ステップ7> 報道状況のモニタークリッピング
報道された内容のモニターと記事のクリッピングなどを行う。
ネットでの拡散状況やサイトアクセスなどもチェック。
ステップ1からステップ4まで一般的には1ヵ月程度、ステップ5からステップ7まで1ヵ月から2ヶ月程度見ておく
と良いでしょう。
大きな話題に合わせてインターネットで設問数を簡潔にして調査結果を発表する場合は、大幅に短縮して行うこと
もあります。