メディアの担当者に提案を断られたらどうするか?
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メディアの担当者とアポが取れて、いざ面談となります。
自社で報道してもらいたい内容を持参した資料をもとにわかりやすく担当者に説明することに努めるわけですが、
「うーん、これだけではなかなか紹介できないなぁ」
とメディアの担当者に言われた経験は無いでしょうか?
ここで、
「やっぱりダメかぁー」
とあきらめてしまっては広報失格です。
御社の商品やサービスの内容が非常にインパクトのあるものであったり、たまたま編集部で企画していた特集などに合っていた
ということであれば即採用になることもありますが、上記のような反応になることも多いはず。
でもこれは、あなたが持っていった案件だけでは取り上げるのは難しいが、他のものと組み合わせれば紹介できる可能性がある
と言っているわけです。
自社が紹介してもらいたい案件とほかの商品やサービスなどを2,3組み合わせてひとつのテーマとして企画を作る。
(この手法を“フィーチャーストーリー”提案と言います)
たとえば、自社で扱っているものが台湾のインバウンド関連で、メディアには台湾だけでは紹介しづらいと言われたら中国関連
の情報を収集、合わせて提案するなど。
メディアに持っていった内容がすぐに採用されなくても、相手の意見や要望をよく聞いて、それに合わせたものを作って再度提案する。
これがパブリック・リレーションズ(PR)の特徴の1つである双方向性であり、メディア・リレーションズでもこれができるようになる
ことが、プロ広報への第一歩になりますね。