これからの広報効果測定の手法とは?
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広報効果の測定は、広告換算費などをおもな指標にする時代が長かったと思います。
いまでも広告換算費を唯一の指標としている企業さんも多いのではないかと思いますが、これはパブリシティ(報道成果)
を広報のおもな成果とする時代の遺産と言えるかもしれません。
報道分析など定性分析を含めた指標もありますが、費用や手間の面からかあまり普及していないのが現状です。
現在もこれといった指標がなく、広報効果測定は長年の課題といえますが、現在はおもに
①広報業務の評価(インプット)
②メディア露出の評価(アウトプット)
③ビジネス成果の評価
などの指標で評価するのが一般的。
①は、ニュースリリースの配信数や取材依頼数など、
②は、掲載記事数やスペース、広告換算費や SNS拡散数
③は、顧客や人材からの問い合わせ数やサイトアクセス数
などですが、今後は、事前に設定したメディアにメッセージが掲載されたかなど定性的な指標など
事業成果の目標とリンクした広報目標を、各社の事業戦略などと合わせて設定することも必要です。