広報PR・宣伝担当者のためのテレビ番組で商品を紹介してもらうテレビPRのノウハウ②
- PRコンサルタント講座検定・講座
テレビPRで成功するには番組の○○○○をしっかり抑える!
今回は、テレビPRに成功する5つのステップの1番目、
「テレビ番組の作られ方を知る」
です。
企画を作って、番組に提案する際にもテレビ番組の制作のプロセスを知っておくことはとても重要です。
まず、広報・宣伝担当者が対象とする番組は、おもに「情報、報道番組」になります。さらに、各番組の中にいくつもの
コーナーがあります。
例えば、朝の情報番組を見てみると、ニュースや報道、スポーツや芸能、占いや天気などのコーナーで約8割位の
時間が使われています。つまり、残り2割弱の企画や特集等のコーナーが、企業が情報を提供できる枠になると
言うわけです。
テレビPRの場合、番組情報のリサーチをするのは当然ながら、このコーナーレベルの情報収集、分析をすることが
とても重要になります。
テレビ番組への企画は誰に提案すればいいのか?
テレビ番組の制作では、プロデューサー、ディレクター、アシスタントディレクターなどのスタッフがいます。
①プロデューサー
番組全体の制作管理や外部との調整などを行う。番組全体の責任者であり、帯番組(月から金の同じ時間帯に放送する番組)
などの場合、曜日ごとに担当班のプロデューサーがいる。
②ディレクター
各番組ごとに数名いるのが普通で、各人が担当コーナーを持つ。常に番組のネタを探し、番組の企画や取材、編集まで行う。
③アシスタントディレクター
各班に数名ずつおり、ディレクターの補佐をする役目。企画の決定権などはないが、ディレクターなどに企画を持ち込む役目
をしてくれることもある。
では、企業の広報宣伝担当者は、番組の誰に企画を持ち込めば良いかと言うことになりますが、基本的に企画の決定権を持つ
プロデューサーかディレクターが対象になります。
ただし、番組ごとにこの辺は流動的なので、普段から番組スタッフとコミニケーションをとりながら最適な相手に提案する
ことが必要になります。