広報担当者・PRパーソンが知っておきたいファンとアンバサダーのビジネス効果とは?
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ファンやアンバサダーのビジネス効果とは?
PRの究極の目標はファンを作ることだという定義もあります。
自社のファンを作ると口コミで商品やサービスを広めてくれるわけですが、既存のお客さんをリピートの度合いで分けると以下の4つになります。
①シングル(1回購入してくれた顧客)
②リピーター(2回以上の顧客)
③ファン(何度も購入し愛用してくれている顧客)
④アンバサダー(商品を愛用し他の人に紹介してくれる顧客)
ビジネス的に見ると1回購入してくれたシングルのお客さんは、売り上げから原価や顧客獲得コストを差し引くとあまり利益が見込めません。
本当に利益が出るのは顧客が2回以上購入してくれた時、つまり②のリピーター以降の顧客ということになります。
顧客獲得コストよりも顧客維持コストの方が圧倒的に低いので、購入回数が増えるほど1回の購入に対する利益も増えてきます。
これがファンをつくる重要な要素になるわけですが、さらにアンバサダーになると自身が何度も購入してくれるばかりでなく、
新しい顧客を紹介してくれるのでその貢献度は莫大なものになるのが分ります。
少子化で国内市場の拡大は見込めない中、ファンやアンバサダーをつくることの重要性はますます高まります。