広報担当者・PRパーソンためののためのPR調査(調査PR)の活用法とは?②
- PRコンサルタント講座検定・講座

PR調査のポイント(1)
PR調査は調査結果から得られたデータや傾向などを利用して企業PRや商品サービスのPRに活用することができます。
具体的には企業や商品サービスの知名度アップ、ブランディングやマーケティングへの活用も可能です。
目的を明確にした上でPR調査を実施する上でのでポイントとしては、調査結果を想定した上での設計が重要になります。
マーケティング調査とは異なり、PR調査の場合は調査結果から「逆算」して設計していく発想が必要になります。
さらにテーマを決める際には
①PRしたい内容の関連テーマ
②世相や季節、法改正など時事性を考慮する
③ターゲット(メディア)が驚き、気づき、共感や問題提起などを得られる
などを考慮して設計していくといいでしょう。
調査対象者の数は、500から1000人程度が一般的ですが、ニッチなテーマの場合100程度でも報道されています。
平均的には500程度の母数があると良いでしょう。
PR調査のポイント(2)
PR調査の対象者の設定は、情報を伝えたいターゲット(ビジネスターゲット)に応じておもに以下4つのタイプに分けられます。
①ターゲット同一タイプ
②逆ターゲットタイプ
③全世代タイプ
④専門家タイプ
①のターゲット同一タイプは、自社のターゲットと調査対象が同一になるタイプです。
②の逆ターゲットタイプは、自社のターゲットと調査対象が逆になるパターンです。
③の全世代タイプは、10代から50代、60代までの男女全てを対象に行う調査で、結果から世代間のギャップなどを抽出することもできます。
④の専門家タイプは、調査テーマの専門家に調査をおこないます。
http://pr-ca.jp/blog/pr217/