広報担当者・PRパーソンためのファクトシート(ファクトブック)のつくり方とは?
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ファクトシート(ファクトブック)をつくりましょう(3)
基本的にファクトシート(ファクトブック)は、会社案内等のように印刷・製本したものを制作する必要はありません。
これは、ファクトシートはメディア等の反応を見ながら適宜内容や数字などを修正したり、メディアによって内容を入れ替えたりすることが多いためです。
自社でワードやエクセル、パワーポイント等を使って制作しましょう。
基本的な内容構成例は以下のようになります。
①表紙(企業名や連絡先等基本情報も)
②内容要約(全体の内容を1ページに要約)
③企業概要(企業理念、経営戦略、企業情報など)
④トップの紹介(エピソードやストーリーなども)
⑤事業概要(事業内容やUSPなど)
⑥商品・サービス概要(写真なども掲載)
⑦業界動向や自社のポジショニング
⑧企業の基本データ(売上、利益推移、社員数など)
内容の入れ替えを容易にできるよう、基本的に1項目1ページにまとめるといいでしょう。
できるだけ客観的な視点でニュース価値の高い情報を盛り込んで、数字やグラフなどを利用して見やすくレイアウトしましょう。
ファクトシート(ファクトブック)を有効に活用すると、ニュースリリースの記事化を後押ししたり、企画の中で取り上げもらえる可能性が高まります。